100kmも残り1km
川沿いのコースも終わり
片側一車線の市街地
もはや体力の限界
そこで待っていたのは最後の急坂
隣には声をかけさせていただいた
1人のランナーさん
正直、誰かに頼りたかった
マラソン大会で始めて歩きました
10mが果てしなく遠く感じ
歩く止まるの繰り返し
残り92km地点からここまで
足の激痛と
心の折れた自分を励ましてくれながら併走
背の高い人だった
第一声はなんだったのだろう?
いろいろな事を話しました
そして最後の急坂で
後ろから車の気配がした時
隣のランナーさんが後ろに移動?
車の邪魔にならないようにとの配慮
そしてまた車が通ると
こちらのペースに合わせてくれて
今度は前に移動
急坂を登っている途中に前に出る
足をかなり使っているはず
車が通るたびに
無言でそれを繰り返していました
99kmを走ってきて疲れているはず
なぜこんな事が出来るのでしょう
凄すぎる
感謝の気持ちでいっぱいでした
そして登りきった後に
「さあ、先に行ってください」と一言
不思議な事にあれほど痛かった足がまったく痛くない
「行きます、ありがとうございました」
最後の力を振り絞り500mを駆け下りる
最後のコーナーの手前で
寂しくなり後ろを振り返ると
赤い服の大きなランナーさんの姿
60歳を超えているとは思えない
堂々とした走り
かっこよすぎる姿でした。
憧れるランナーです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
世の中は広いのでしょうか狭いのでしょうか?
併走したランナーさんと連絡がつきました。
3月31日のフルマラソンでの再会です。
その方のシャッフルプリントとゆう
大会の記念写真集の1枚に走っている写真が登場する事になりました。
また、
女性の方もこちらのバカさ加減に
笑っているようでした。
元気は出てきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
シーズンインの速報の凄まじさに圧倒されました。
みなさんやりますね!
こちらでもたくさんの元気をもらいました。
ナイスラン👍